アメリカのトランプ大統領は、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長との2回目の米朝首脳会談に臨むため、ワシントンを出発しました。北朝鮮の非核化に向けた具体的な措置とその見返りをめぐり、どのような合意をはかれるかが焦点となります。

 トランプ大統領とキム委員長との2回目の米朝首脳会談は27日と28日、ベトナムの首都ハノイで行われます。では、この首脳会談がどのような会談でしょう。

会談に向けてトランプ大統領は日本時間の午前2時半すぎ、ワシントン近郊のアメリカ軍基地を出発しました。

 ハノイには日本時間の26日夜、到着する見通しで、27日にはまず、開催地ベトナムの最高指導者、グエン・フー・チョン書記長と会談する予定です。

出発に先立ってトランプ大統領は25日、ホワイトハウスで行われた会合で「すばらしい首脳会談を行うことができると思っている。われわれは北朝鮮の非核化を期待しており、その一方で北朝鮮は記録を塗り替えるような急速な経済成長をしうる国になるとも考えている」と述べ、非核化の進展に期待を示しました。

北朝鮮の非核化をめぐっては、アメリカが核兵器や関連施設の申告、査察などを要求しているのに対し、北朝鮮は一部の核施設の廃棄と引き換えに相応の見返りを求め、両者の立場には隔たりがあります。

 トランプ大統領としては今回の会談で非核化への道筋を示す具体的な措置を引き出したい考えですが、そのために北朝鮮が求める体制の保証や見返りへの対応も迫られるとみられ、こうした点でどのような合意をはかれるかが焦点となります。